古代魚

ピラルクー|古代魚の飼育と進化

ピラルクーの飼育を楽しむために

ピラルクーについて

世界最大の淡水魚として知られ、その体長は飼育下においても少なくとも2メートルをゆうに超えます。成長の早さは驚異的で、十分なエサを与え続けないとすぐに痩せ衰えて餓死してしまいます。

小さな水槽でエサの量を制限しても成長を止めることが不可能な種類で、ピラルクは生きている限り成長を続けます。このこともピラルクが通常では考えられないサイズにまで成長することに関係していると思われます。

白亜紀に生息していたアロワナ類の姿を今に残す原始的な魚類で、現在のアロワナは、ピラルクやヘテロティスのような姿のアロワナ類から進化したと考えられます。

ピラルクーの飼育

240センチの水槽で身動きできない状態のまま飼育されているピラルクーを見たことがありますが、実際には少なくとも500センチ四方以上の飼育容器が必要で、このため水槽での飼育は費用の面でも一般には非現実的と言わざるを得ず、ピラルクの飼育にはコンクリートなどで「たたき池」を建設するのがもっとも現実的です。

なお、活発に泳ぎまわるため、幼魚期の飼育においても十分に泳げる大きさの水槽を必要とします。

ピラルクの給餌においては油分の多い生エサが多くなりやすい上に食欲旺盛で一日に数十キロのエサをたいらげ、代謝も活発なため、単独飼育でも濾過バクテリアによる生物濾過が追い付かなくなるケースが多くなります。

このため、莫大な生物濾材を収容できる濾過器がない限り、濾過は生物濾過よりも吸着濾過をメインとして大量の吸着濾材を投入することでアンモニアを吸着除去すると共に、できるだけ頻繁な水換えによって環境を維持します。