古代魚

チョウザメ|古代魚の飼育と進化

チョウザメの飼育を楽しむために

チョウザメの進化

観賞魚として飼育できる古代魚のうち、最も原始的なのがチョウザメです。見た目だけでなく体の中まで原始的で、硬骨魚類中、チョウザメだけが原始魚類パレオニスクスと同じ軟質の骨格を持ち(ただし、ポリプテルスも軟質類の名残りは備えています。)、これは原始魚類にたいへん近い内部構造です。

現在の軟骨魚類(サメやエイ)と硬骨魚類は、全てチョウザメを含む軟質類から進化したもので、そこから全骨類(アミアとガーパイク)、そして更にそこから、それ以外の古代魚(ポリプテルス、アロワナなど)へと進化しました。

現生種のチョウザメもだいぶ進化はしているものの、古代魚の中で唯一、原始魚類に特徴的な歪形尾を持ち、ウロコもコズミン質こそ退化していますが、立派なガノイン鱗をまとっています。

チョウザメの飼育

チョウザメは北半球のほとんどが寒帯から温帯にかけて生息する古代魚で、熱帯魚と同じような扱いは好ましくありません。特に夏場は高温と酸素不足に十分な注意が必要です。

どの種類も大型になり、常に泳ぎまわっているため、小型種であってもピラルクーを飼育する際の設備が望まれます。また、円形の池や水槽が適しています。